VScode住人の探検記

Visual Studio Codeでなんでもこなすのがポリシー。LaTeX(2020/7/19~), C(2021/1/25~), C#(2/4~), HTML&CSS(2/14~), Python(2/16~), JavaScript(2/28~), jQuery(3/18~), Sass(Scss)(3/20~),シェルスクリプト(3/21~), jCanvas(5/21~), WordPress(5/23~), PHP(5/31~)

位置番号つきの炭素を出力する【LaTeXのnewcommand】

LaTeXのword的な使い方はだいぶ身についたため、もう少し(というかいきなり)レベルを上げて、
現在はIUPAC有機化合物命名法の要点&問題集を制作中。

命名法の勉強は数ヶ月前からちまちまと進めてはいたが、手書きのメモはゴミのように汚かった。
それらがLaTeXによってどんどん綺麗な形に生まれ変わっていくことにとてつもない幸福感を感じている。今もニヤニヤと一人で笑いながらこの文章を打っている。

そんなわけで今は化学組版に夢中なので、化学系便利グッズもどんどん生み出していくことになるだろう。誰でもつくれるレベルのことしかできないが、小さな小さな工夫を続けていく。

さて、今日つくったのは…

f:id:nix_campane:20200901235108p:plain

ほらほら、Cの上に紫色の位置番号が乗っかっているでしょう?
この位置番号つき炭素を簡単に出力するコマンドが今日の産物。

たとえば、

\iC{6} 

と入力すれば、上に小さい6が乗っかった炭素Cが出力される。
そしてこのコマンドは\ch{ }内でも問題なく使用可能。

ソースコードはこちら。

\usepackage{amsmath}
%位置番号の色の定義(お好みで変えてね)
\definecolor{plsumire}{RGB}{128,7,172}
%位置番号つき炭素コマンドiC
\newcommand{\iC}[1]{$\overset{\textcolor{plsumire}{#1}}{\mbox{C}}$}